岡本・夙川の個別指導学習塾「神戸本山学園」では、京大生が過去問の分析をしています。 国公立+関関同立(理系)約30大学の入試問題1047問を1問1問確認し、分野とタイプを分類したところ再頻出分野は微分・積分(数III)で、1047問中343問 (微分163問、積分180問)という結果でした。
神戸本山学園では、京大生が過去問の分析をしています。その一部を紹介したいと思います。
国公立+関関同立(理系)約 30 大学の入試問題 1047 問を
1 問 1 問確認し、分野とタイプを分類したところ
再頻出分野は微分・積分(数 III)で、
1047 問中 343 問 (微分 163 問、積分 180 問)という結果でした。
中でも良く出ているのが、
■増減を問う問題(グラフ/最大最小など):65 問
■面積を求める問題:64 問
■基本的な積分の計算問題(小問集合や、(1)での出題でしょう):41 問
■体積を求める問題:37 問
■接線に関する問題:34 問
■方程式の解とグラフを関連付ける問題:28 問
でした。「やはり」という結果ですが、数字にしてみると改めて微積の重要性が分かります。
では、出題されている関数はどういったものでしょうか。出てくる曲線も一般的な関数が多く、
特殊な曲線や特別な技術を要するものはごくわずかです。
例えば、増減を問う問題の 65 問のうち 58 問が、体積 64 問のうち、56 問が基本的な関数(対数関数や指数関数、三角関数など)で形作られる面積や体積を問うています。
ただ、基本関数とは言え、これらの関数で増減を調べたり、交点や大小関係を求めたりという事は簡単ではありません。
スピーディかつ正確にこの作業が出来るよう、日々練習をしておきましょう!
二次試験・個別試験では 6 割前後が合格点になることが多いです。
より確実に合格点を確保するべく、優先順位を決めて勉強することが大切です。
来週以降の記事では、別の分野のお話をしたいと思います。