京大生による完全個別指導 神戸本山学園

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京大工学部情報学科のお話

2025年01月02日
    • 工学部情報学科3回生 S先生が京都大学工学部情報学科について紹介します。

      京大工学部情報学科のお話

      工学部情報学科3回生 S先生が京都大学工学部情報学科について紹介します。

      私は現在京大工学部情報学科に在籍しています。なぜ私がこの学科を選んだのかは、工学部の中で最も偏差値が高かったからです。特にやりたいことも無く、偏差値高いしここでいいやという気持ちから志望しました。元々東大志望ということもあって、恥ずかしながらも余裕をぶっこいて入試に望み、蓋を開けてみれば、ギリギリの点数(0.9点差)で合格していたのですが、そんな私が情報学科を紹介しようと思います。
      まず情報学科は90人ほどで構成されています。そのうち、男子が80人ほどです。なんともむさ苦しい環境です。また情報学科を目指すような受験生は、変わっている人やいわゆるガリ勉と言われるような人達が多く、服や髪色を見ても経済学部との違いは明らかです。当初の私はそんな光景を見て、思っていた大学生と全く違う…と思っていたのですが、いざ話してみるとやっぱり変なやつらです。ただ、皆が自分の好きなことを貫いており、話してみると面白い人も多いです。情報学科には色々な変な人や面白い人がいるのですが、ただ1つ共通していることがあります。それは皆頭が良いということです。私は正直、中学高校では頭がいい方でしたが、大学になると周りの頭が良すぎて劣等感をかなり抱きました。そのような環境に身を置くことはかなり重要であると思います。
      次に情報学科で何を学ぶのかについて紹介したいと思います。情報学科では名前の通り「情報」つまりITについて学びます。しかしなが世の中のITを理解するには、数学を学ぶことが必須です。そのため大学の1.2年生のおよそ半分以上は難しい大学の数学を学びます。そして、3.4年生になると実践的にプログラミングなどを行ったり、人工知能がどのように構成されているのかなどを学びます。この分野は最近でもどんどん注目されている分野でかなりホットな話題です。僕のように全く数学やパソコンが分からなくてもなんとかやっていけますし、ITの凄さや良さが理解できるので、情報学科に興味を持ってみても良いのではないでしょうか。