
「テストがあるのに、勉強が始められない…」という人がいるかもしれません。今回は、そんな状態から抜け出すための対策、あるいはそのような状態に陥らないためのヒントをご紹介しようと思います。

テスト前にもかかわらず勉強が始められない、やる気が出ない…という人の中には、「試験1週間前、いや2日前、いや前日から始めれば何とかなる」と考えている方もいるかもしれません。もちろん、中にはそれでも高得点を取れる“要領の良い人”もいますが、多くの場合は、徹夜でコンディションを崩したり、試験範囲をすべてこなせずヤマをはることになってしまったりします。
これは、「現状の把握」や「目標への道筋の明確化」ができていないことが原因と考えられます。
まずは、「何を・どれくらい・いつまでに」やるべきかを具体的に考えてみましょう。しっかりとした見通しを持つことが、行動を後押しします。
「勉強しよう」と思っても、ついスマホを触ってしまったり、眠くなって昼寝してしまったり…といった経験はありませんか?
このようなケースでは、①と同様に見通しが甘いという問題に加えて、勉強を始めるための環境が整っていないことも一因です。
そこで、
・スマホは別の部屋に置く or 電源を切る
・勉強開始の合図として、決まった場所に座って参考書、問題集を開く
・1人だと気が緩むなら、家族の目があるリビングや図書館などで勉強する
といった工夫を取り入れてみましょう。
「どこで」「どうすれば」自分が勉強モードに入れるかを知ることが大切です。
「なんとなくやる気が出ない」「別に勉強したくない」と感じる日もあります。そんなときは、無理にやる気を出そうとしてもおそらくやる気はでません。まずは短い時間でも机に向かう習慣をつけることを目指しましょう。
たとえば、
・「1日30分だけでもやる」
・「寝る前に3ページだけ復習する」
といった、小さな取り組みから始めてみてください。
1や2に当てはまる人にも共通することですが、「勉強すること」が当たり前になると、やらない理由を探すことが減り、ストレスも少なくなります。毎日少しずつでも続けることで、テスト前に焦らず、自信をもって試験に臨めるようになります。
「勉強が始められない」という状況には、見通しの甘さや環境が整っていないこと、やる気の低下など、さまざまな原因がありますが、いずれも習慣化によって改善することが可能です。
まず自分の現状をしっかり把握し、「何を・どれくらい・いつまでにやるか」という目標を具体的に立ててみましょう。そして、勉強を始めやすい環境を整え、毎日少しずつでも机に向かうことを習慣にしてみてください。
この積み重ねがやがて大きな成果につながり、勉強が日常の一部となることで、テスト前でも焦ることなく落ち着いて実力を発揮できるようになると思います。