岡本・夙川の個別指導学習塾「神戸本山学園」の学園長が京都大学を志した理由と京都大学の良さをお話しします。
学園長(出谷)が高校生の時、将来の明確なビジョンはありませんでした。
数学や理科、特に化学が好きだったので、これに関連する仕事に就くのかなという思いはありました。
が、大学生活も研究も社会人生活も想像がつかず、「これ!」とは決められませんでした。
ただ、何となく関西を離れたくないという気持ちはありました。
そこで、関西圏で偏差値が出来るだけ高い所を目指そうと考え、京都大学を志望するようになりました。
大学の次は学部です。工学部と理学部の違い。
大学でする勉強の内容。やはり、聞いただけではピンときませんでした。
ですが、京都大学の理学部は学科がなく、1・2回生で色々な科目の勉強をした上で、3回生になるときに専攻を選べます。
他学部よりも少しだけ偏差値が高かったり、ノーベル賞で有名だったりという事もありますが、理学部を選んだ一番の理由がこれです。
百聞は一見に如かずと言いますが、色々なことを見て・聞いて・やってみて、興味を持てることを探すことは大切だと思います。
その時に選択肢を出来るだけ多く持っておけるよう、勉強をしたり能力を磨いたりしておくことが大切だと考えています。
既に具体的な目標がある方はもちろんの事、そうでない方ほど余計に努力をして、地力をつけておくことは大切なのかなと思っています
京大は自由な校風で有名です。何を勉強するのかという事を任せてもらえているという事だと思いますが、
単位を取るのに苦労したことがありません。部活・アルバイト・留学・旅行・他、やりたいことに存分に時間を使えます。
私の場合はテニスとアルバイトでした。徐々に厳しくなってはいるようですが、自由な校風は今でも京大の大きな特徴だと思います。
また、これは他の大学にも言えることかもしれませんが、同級生や教授の先生方など、勉強する環境も整っています。
学生が多い町なので学生向けのお店も多く、生活も大変便利で楽しいものでした。
今でも大学時代の知人とは遊ぶこともあれば、仕事で助けてもらう事もあります。
友人・卒業生など、色々な知人から大学の話を聞く機会がありますが、有名大学に通っている方からは大学がつまらない、興味のあることが見つからない、などという事はまず聞きません。
みんな自分の通っている(卒業した)大学が好きだと言います。
とにかく!大学生活は楽しいことしかありません。過去に戻れるとしたら、迷わず大学!と言います。
中高生の皆さんには、しっかり勉強をして納得のいく大学に進学し、有意義な学生生活を送ってもらいたいと思います。