
帰国子女でも何者でもない私が、京大英語で8割の点数を収めることができた英語の勉強法について述べたいと思います。
かなりよく知られている話ですが、大学受験において英語と数学はかなり重要な科目であることは言うまでもありません。その中でも私個人、特に受験というイベントに焦点を当てると、英語は非常に重要であると考えています。なぜなら英語のテストでは実力がそのまま発揮されるからです。数学では計算ミスや条件の見落としや発想の不足など様々な失点要素があります。(これを減らすのも数学の勉強なのですが。)それに比べて、英語という科目はいくら緊張していても実力がほぼ発揮される科目であり、非常に安定していると言えます。これが受験という戦争において、いかに重要でいかに心の拠り所となるかは非常に大きいです。英語に注力しないという選択肢は個人的には「あり得ない」と考えます。
英語の重要性がわかったところで、どう英語を勉強していくのが良いかを個人的な見解ですが述べようと思います。英語という科目の勉強は主に単語や熟語の暗記、文法の暗記、リスニングに慣れるという大きな3つからなると考えられます。長文読解や英作文、和訳問題などは、暗記の作業の後のアウトプットの作業です。完璧に文法や単語、熟語を暗記していればそれらは全て解けるはずです。したがって、単語や熟語の暗記、文法の暗記に大きな力を注いでください。特に中学生はここに注力すると良いでしょう。
単語や熟語の暗記ですが、例文付きの単語帳を使うことをお勧めします。そして例文を飛ばさずに徹底的に覚えるくらい読みましょう。例文を徹底的に読むことで、英語というものを言語として理解できるようになります。そうすると、文法の暗記に抜けがあっても「なんかおかしいな。」「多分こうだな。」とわかるようになります。これは帰国子女と似た状態で、言語として英語を理解しています。
文法の暗記ですが、ひたすら暗記してください。やり方にさまざまな工夫はありますが、量を覚えた人が強いです。ただ、入試で出やすい文法などはあるので、英作文や和訳問題の演習を通して何が出やすいかの傾向を掴むことが大事です。
リスニングに慣れることは毎日の積み重ねです。さまざまな媒体でサービスがあると思うので、慣れるようにしましょう。ただ、リスニング力はあくまで単語力の延長であることに注意してください。知っている単語は比較的聞き取ることができます。まずは知っている単語を増やしましょう。
長くなりましたが、理科や社会に比べ英語と数学は非常に長い時間を要する科目です。
”The earlier, the better”ですので早くから勉強に取り組むようにしましょう!