
学園長出谷の息子がこの4月に年長になり、先日ランドセルを買いました(祖父母に買ってもらいました)。 その日のことを書きたいと思います。
ランドセルを買うにあたりまず驚いたのが、1年近く前から動き始めないといけないということ。こだわらないなら直前でも良いようですが、早めに選ぶと選択肢が広がるとのことで、我が家も3月から動き始めることに。先輩パパから教えてもらった非常に軽いという「Nuland」のランドセルを試着すべく、試着会を予約しました。
お店は東京にしかないとのことで、関西に出張してきている日を選んで三宮のマルイでのイベントを予約しました。
いざ当日。おじいちゃんおばあちゃんと共に三宮へ。予約できたのが昼頃の時間帯だったので、
それまではお隣の阪急百貨店のランドセル売り場に行くことにしました。ただ、同じフロアのおもちゃコーナーに妹とともに引き寄せられてなかなかランドセル売り場にたどり着かない・・・。
妹の方はお洋服にも興味があるようで(息子はあまり興味を示さなかったので、驚きました)、
洋服売り場にも寄り道しつつやっとランドセル売り場に連れて行ったところ、一目見ただけで「これ」と。
選んだのは留め金のところが手裏剣(?)のようになっていて、開け閉めがしやすいというタイプの革製ランドセルでした。理由はもちろんそこがかっこいいから。
時間はまだあったので、他にもいろいろ見てみたら?と勧めましたが息子は興味を示さず。
そんなことをしていると、百貨店の店員さんが来て「今お抹茶の体験会をしているんですがどうですか」と、イベントに参加しませんかというお誘いを下さいました。
「お菓子も食べられるよ」という言葉が決め手となり息子は食い気味に「いくー」と。私はその時点では「おもちゃの体験会」だと思っていて、(何か買って、という話にならないかと)恐る恐る参加することに。
体験会は非常に本格的なもので、裏千家のお茶の先生が抹茶の育て方:光を当てない、からお茶の歴史:最初は薬だった、お茶菓子の意味:薬を飲む前に胃の中をからっぽにしないため、千家の歴史などを教えてくれたあと、実際に自分で抹茶を作って飲むというものでした。息子は話をどこまで理解できていたか分かりませんが、三千家が仲良しだ(流派が分かれているが、喧嘩して別れたわけではなく後世に残りやすいだろうと敢えて分けた)ということが印象的だったようです。40手前にして本格的な抹茶を初めて飲みましたが、
非常においしく頂けました。6歳の子供には苦いかなとも思いましたが、息子もとてもおいしいと喜んでいました。間違いなく、今日の思い出は?と息子に聞くとランドセルではなく抹茶と答えることでしょう。
抹茶の体験会が少し長くなり、慌ててマルイに移動して念願のNulandの試着会に。化学繊維の生地でできており、確かに軽い!カバー部分も着脱可能でいろいろなタイプ、色を選べる!のですが、留め具がよくあるタイプなので、やはり息子は興味なし。早々に退散して、阪急で一目ぼれしたランドセルを買いました。
いつもながらなかなか予想通りの動きをしてくれないものですが、ランドセルにお洋服に抹茶にと、印象的な一日になりました。
最近サンダルを買った時も、息子は丸い留め具をくるくると回して紐を締めるタイプのものを選んでいました。そういえば私もギミックのあるものは何かと好きだったなと思い出しました。
ランドセルは来年3月までに届くそうです。到着を楽しみに待ちたいと思います。