
夏休みが始まってしばらく経ちました。一番長い休みで、学校の講習(補修)、宿題、塾の夏期講習、勉強以外にも留学や部活動、旅行などなど、盛りだくさんかと思います。まとまった勉強時間を確保する大きなチャンス。この期間の勉強における注意点について書きたいと思います。
演習時間の確保を忘れずに
大抵の学校で夏休みは一カ月以上あり、長いです。その分、この機会にあれもこれもやりたい、となりがちです。勉強に関して言うと、学校の講習や塾の夏期講習、普段は習っていない科目の受講などでしょうか。最初はスケジュールに空きがたくさんあるかと思いますが、友達に誘われたり、自由研究や読書感想文に取り組んだり、花火や夏祭りがあったりと、あとから徐々にスケジュールが埋まり始めて、気づけば多忙な日々に。授業を受けて、なんとか宿題をこなして夏休みが過ぎてゆくということがよくあります。ただ、再三このブログにも書いているのですが、学力を上げるうえで一番大切なのは自分の手で問題を解く時間です。これがなければ、どれだけ話を聞いても身につかずに終わってしまいます。せっかくの長い休み、丸一日予定がないという日を週に2, 3 日は作って、じっくり問題を解きこむ時間を確保できるようにしましょう。
また、夏休みは学校の授業が止まります。講習で少し進む、ということもありますが、普段と比べると余裕をもって過去の復習に取り組めます。学期中は新しく進んだ内容の理解や予習・復習・宿題に精いっぱいで古い範囲を振り返る余裕がないことが多いです。
この機会に、苦手な科目・苦手な分野の克服にじっくり取り組みましょう。
当塾の生徒さんも夏休みに突入しています。普段よりも早い時間から自習に来たり、「時間あるから宿題増やしていいで」と言ってくれたりという生徒さんもいます。もちろん、友達との遊びの時間も大切に。皆さんが有意義な夏を過ごせるように祈っています!