岡本・夙川の個別指導学習塾「神戸本山学園」では、京大生が過去問の分析をしています。大学入試で 2 番目に良く出ている分野についてまとめてみました。
神戸本山学園では、京大生が過去問の分析をしています。
国公立+関関同立(理系)約 30 大学の入試問題 1047 問を 1 問 1 問確認し、分野とタイプを
分類したところ再頻出分野は微分・積分(数 III)で、1047 問中 343 問 (微分 163 問、積分
180 問)という結果でした。
そして、次に多いのはベクトルの分野で、132 問でした。
タイプ別では、
■垂線を引く問題(垂線の足を求める等):33 問 うち、平面に下ろした垂線に関する問題 25 問
■動点が特定の直線上にあるための条件の利用:17 問
■内積に関する計算問題:16 問
→角度を求める, 最大最小を求める など
■直線のベクトル方程式:14 問
■動点が平面上にあるための条件の利用:12 問 です。
ちなみに、「交点を求める問題」というくくりにすると 82 問で圧倒的多数となります。
交点を求めるということが、ベクトルの一番の強みだからです。
学校の先生方も、毎年入試を見ています。入試によく出る問題は生徒に必ず解けるようにな
ってもらいたいです。ということは、学校の定期テストにもよく出るという事です。
入試でも定期テストでも、点数に結び付きやすい問題と結びつきにくい問題とがあります。
有限の時間を有効に使えるよう、重要な所を優先的に勉強しましょう。