工学部物理工学科2回生のS 先生が、京大を志した理由と、高校時代の勉強法をご紹介します。
高校時代、具体的に「将来こんなことがしたい」という目標がありませんでした。
そのため、将来の就職を考えた時に工学部が幅広く就職先がありそうだと感じたので、工学部を目指しました。
京大を目指したのも、月並みですが、より就職に有理になると考えたからです。
また、入試の科目や配点を考えた時に、私自身が英語、国語、社会の文系科目があまり得意では無かったので、
文系科目の配点が低かったから、より得意科目を活かせると考えたということもあります。
工学部の中でも物理工学科は人も多く、楽しそうという理由で第一志望にしました。
勉強は高2の体育祭(10月)終わりから本腰を入れて取り組みました。
それまでは学校の試験で欠点を取るなど決して良い成績とは言えませんでした。
しかし、京大の工学部に絞った勉強をする事でなんとか現役で受かることができました。
具体的には、京都大学の数学で他大学よりも出題比率の高い数学IAIIBを応用問題レベルまでしっかりと勉強する。
物理、有機化学、理論化学の早期完成を心がけるといったことです。
化学は理論化学と有機化学が頻出なので、やはりここに重点を置きました。
お勧めの参考書は数学では文系プラチカ、1対1対応の数学、京大数学27ヵ年。物理は名門の森。化学は新演習です!
特に新演習はこれを完璧にすれば、どの問題も「見たことがある」となり、短期間で大きく成績が伸びました。特に強くお勧めします。
二次試験の出題傾向、共通テストとの配点比率など、大学毎に少しずつ違いがあります。
みなさんも目標を定めたら出題の傾向や配点を調べて(学校の先生や塾の先生に相談するとよくご存知なので良いと思います)、
それに合わせた対策をしてください。