工学部物理工学科2回生のA 先生が「典型問題」について考えます。
学校や塾の授業で、先生が「これは典型問題なんで簡単ですね〜。」と言っているのを聞いたことがあると思います。
ですが、このセリフには重要な要素が省略されてると思います。
それは典型問題は「何回も解いたことがある」から簡単だということです。
重要な典型問題ほど、問題の難易度自体は簡単ではないことが多いです。そこを勘違いしないようにしましょう。
つまりどういうことか。そうなんです。何回も解いてる問題は難しい問題でも簡単に感じるということです。
したがって、出会う全ての問題を自分にとって「典型問題」にすべく、何度も繰り返すことを意識して勉強しました、すると、不思議なことに「難しい」問題に出会う機会が大きく減少しました。
「反復が大切」という言葉をよく耳にしますが、その根拠がここにあると思います。
「典型問題」を出来るだけ増やすように意識すること、お勧めです。